SAPA 〜 BAC HA
サパ〜バック・ハー 2000年 5月





SAPAはベトナム少数民族が住む町としていちばん有名な所。
山の上の、雲を突き抜けた標高の高い町です。
キン族、いわゆるベトナム人にとっての観光地でもあり、少数民族を見て珍しそうに
しています。そのほか中国が近いこともあって、中国人観光客もたくさんいました。
「VICTORIA SAPA」というリゾートホテルに泊まる、優雅な旅もいいですね。

BAC HAの見どころは毎週日曜日に開かれる市場。たったこれだけ。
ところがところがこれが圧巻。一見の価値あり、です。
山から民族衣装でおめかしした女性達が下りてきて
市場中が色であふれます。
その中にぽつんとたたずんでいると、まるで映画や童話の中に
まぎれこんでしまったような気がしてきます。



もちろん列車でも行けますが、今回の私は
ハノイからSAPA〜BACH・HAとセットで周る3泊4日のツアーに参加しました。

ハノイから1日がかりでSAPAに到着。
雲の上の町なので気温が低く霧雨が
降るとすごく寒い。
この道は町のメインストリート。300m
くらいの中央にSAPA市場、そして両側にお店やホテルが建ち並びます。

男性は街の人より体格がよく、
またロシアのバイク・ミンスクが彼等の足になっているようです。

ベトナム人や中国人観光客も多く、少数民族の物売りを囲んで物珍しそうです。

この石段を降りた先に市場が広がっています。漢方薬と手織りの布の製品の店が多く、またHCMで見たことがないくだものもありました。

赤い頭巾をかぶっているのは赤ザオ族
全身藍色の服を着ているのは黒モン族
の人々です。大人でも背が低く、とても
高い声で話します。

散歩の途中で見かけた仕立て屋の
おばさん(ベトナム人)と会話しました。「この町は一年中どんよりしていてすっきりしないのがいやだわ。」

名前は違っても同じ少数民族がラオス、タイにもいますが、SAPA・BAC HAの彼等の特徴は、必ず同じ靴をはいていること。写真左下に積まれているゴム製で黄土色のサンダルがそれです。民族の種類に関係なくはいています。

あっ、それから特筆すべきはSAPAには美少女が多いこと!HCMとは違って
おとなしく素朴そうな女の子をたくさん見ました。

商売している最中でも彼等は手仕事を止めません。生活用品のほかに、糸やテープなど刺繍の材料がたくさん並んでいます。

写真中の、とてもカラフルな衣装を着ているのは花モン族の女性。

SAPAに2泊した後はBAC HAへ出発。
途中中国国境の町LAO CAIを通るので
ガイドさんに無理言って見学させてもらいました。公安が怖い顔で立っていて、カメラを取り上げられそうになった人も。

この列車と一緒に橋を渡ったら、そこは中国雲南省。

お昼前にBAC HAに到着。
この道は市場から出るメインストリート。
といっても舗装されていなくて市場が引ける夕方にはみんな店じまいしてしまうのですが。

旅行者が少数民族の人々にカメラを向けると「NO!」と嫌がる人々もあります。
そりゃそうですね、彼らは普通に買い物に来ているのですから。

この地域に住む一番多くは花モン族。
カラフルな衣装を身につけた、まるで人形みたいな人々で市場中があふれます。

SAPAと違うのは、空がカラっと晴れて明るいことと、物売りが旅行者の袖を引っ張らないこと。彼等もまた生活のための買い物をしに市場に来ているのです。

もちろん旅行者向けにおみやげを売っている人もあります。

私が写真右のスカートの値段を聞いたその女性は気が弱いらしく、周りの人々から「外国人なんだからもっと高く言いなさいよ!ほら、がんばれ!」とせかされていました。ベトナム語なので全部聞こえてるんですけどね。

写真は「THUOC LAO」という刻みタバコです。北部の人々にとってはポピュラーなもの。竹の筒に入れてゆっくりゆっくり吸います。市場で質をチェック中の人々。

午後3時ごろにはすっかり人が引けて、昼間の喧騒が夢だったかのような静けさが戻ります。この地域の人々にとって市場は週1回の娯楽なのでしょう。

BAC HAに1泊して翌日夕方にハノイ市内へ戻り、解散。おつかれさまでした。

このツアーはSINH CAFEなどハノイ市内の各ツアーデスクから参加できます。
1人30ドル程度。ただし1人参加の場合、宿は他の人とペアにされてしまうので
いやな人は事前に1人部屋をリクエストするといいでしょう。

 

 

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